白華の檻 幻灯火 感想

幻灯火さま、BAD END3種、ノーマルエンド、GOOD END、制覇しました。これで白華の檻も完全制覇達成です。

秋房(鬼)→古嗣さま(陰陽師)→胡土前さま(蛇)→空疎さま(鴉)→幻灯火さま(狐)の順でクリアして正解でした。徐々に謎が解明していって幻灯火さまへなだれ込む‥。ちなみに幻灯火さまのノーマルをやってからGOODに入ったほうが、幸せな気持ちで終われます。1000年後の珠紀の代にはもう無くなってた「巫の渡(かんなぎのわたり)」の廃止理由も幻灯火さまGOODで分かります。

幻灯火さまのノーマルエンドが「緋色の欠片」へ繋がります。
 「緋色の欠片」で語られた伝説を当事者の玉依姫として見るのは苦しかった‥。

でも、とっても満足しております。
珠紀はどちらかというとかわいい系の顔でしたが、詞紀は超美人でした。そこも伝説の玉依姫って感じでよかった。

そして、白華の檻では「空疎さま(鴉)」に落ちました。幻灯火さまに落ちるかと思いきや‥。やってみないと分からないものですね。でも、幻灯火さまも好きです。あの方たちはどっちがいいとかいう問題を超越してる！　

幻灯火さまルートのテーマをあえて言うとしたら「恋人と親友、どっち取るの！？」ですかね。もしくは「モテモテ幻灯火さま」。
幻灯火さまの親友が、詞紀に対して異常に敵対心燃やしてきて引きました。そしてみんな幻灯火さまを欲しがるの‥。　


以下感想→




　　　

 
  
  
幻灯火さまの一族は、朝廷に滅ぼされてました。それは不老不死の力があると思われていたから。その時代、不老不死を与える力が発現していたのは幻灯火さまだけ。でもそれを知らない朝廷は幻灯火さまの一族を殺してしまい、幻灯火さまだけが生き残ってしまいました。


 出雲の冬の祭りで女性に誘われて森へ入った幻灯火さまを追いかけました。一人でいる幻灯火さまに想いを告げられたのか聞いたところ「人間をそういう対象に見るのは難しい」と言われました。ほっとすると同時に少し傷つきました‥。
幻灯火さまは詞紀に「いつか宿命から逃れたら ここで暮らすといい」と言います。そんなことは叶わないと思いつつ「あなたはそばにいてくれますか」と聞いてました。幻灯火さまは「そうできたら私も嬉しい。だがきっと‥そうはならない。私は‥災いを呼ぶ妖だから。そばにいれば、きっとお前を不幸にする」と‥。幻灯火さまは200年前の蝦夷(えみし)の戦いの一因だったから‥、幻灯火さまは取り戻せない過去に苦しんでいるのだと思うとつらかったです。

幻灯火さまのルートは本当に辛いことばかりでした‥。女の子なのに何度もボコボコにされるし、幻灯火さまもひどい拷問受けるし‥。
特にノーマルに入った以降は「緋色」で千年前の伝説を知っているので、その結末に向かって一直線に落ちていく様はあまりに辛くて、空疎さまと虚を退治してたはずの胡土前さまが幻灯火さまの所へ来て「俺たちがおとりになるから」と言い出したとき、もうダメだと思いました。「知ってる、結末知ってる。この後どうなるか知ってる‥」と、どうしようもない気持ちでした。

朝廷にとらわれた詞紀と幻灯火を助けるため盾となった秋房が立ちふさがる人から「愛する姫が他の男を愛しているのに」と言われてしまうのですが、「愛する人の幸せを願うのに、俺が愛されているかどうかは関係ないだろう」って言うのです。‥秋房は‥なんでこんな泣ける事ばっかり言うんだろう。みんなから弟のようにかわいがられていた秋房‥、彼の無事を泣きながら祈りました‥。

バッドエンド解説で
、幻灯火さまは吉影さまに言われてたけど「甘さ」が若干足りなかったかもですね。幻灯火さまの場合は、「緋色」に繋がるメインルートになるので、大河のように壮大で甘さ控えめなのも仕方ないと思います。
その分、ファンディスクで甘いの期待しよう！　
(今は、秋房の春を終えて和みました)








以下もっとネタバレ↓









・消えゆくはずだった弱きカミ(千年後の凜くん)は、胡土前さまの弟子だった。
・この時のオニは凜くんで、「緋色」の拓磨(鬼)とは別のもの。
・秋房(鬼)より更に神代まで遡った時代の常世神が玉依姫をだまして「剣」をもらい、その力でオニとなった事がある。その時、玉依姫から「剣」を扱うことを許されたので隠岐(鬼崎)の守護者は「鬼斬丸」を持てる。
・詞紀が「剣」の封印を完全に解きオニを斬った(封印した)ので「鬼斬丸」と呼ばれるようになる。
・封印解除により、完全な封印が出来なくなる。「贄の儀」始まる。
・オニを封印した結果、鏡が2枚現れる。
・ すべてが終わった後、空疎さまは「千年の封印の力」を誓う。千年後封印の力が満ちた時の守護者が真弘先輩。

全てのキャラと幻灯火さまノーマルエンドを見ると以上のことが判明する。