蒼黒の楔 祐一先輩 感想

拓磨を最後にしようと思っていましたが、ここまできたらもう大好きな祐一先輩を守護者のトリにしてやる！あんなにきれいな祐一先輩の幼い頃からの心の支えが珠紀だったエピソードとか。普段大人しい人ほどキレると怖いとか。わたしにとって、頭の小爆発多発ルートでした。

「蒼黒」のED曲「二人の彼」が良くてですね、特に年上チーム(卓さん・祐一先輩・真弘先輩・実は遼さんも)の悲恋ED後にウルウルしてると「♪秋の風が肌を撫でた夜 出逢った年上の彼♪」と流れてくるんですよ‥、うわあああ、先輩たちぃぃ殺してごめんなさいもしくは姫が死んでごめんなさいっっっ、ですぐさまハッピールートに行くのでした。もう祐一先輩はホントにヤバかった‥。

先輩のこと大好きなので若干長いかもです。


以下感想→

祐一先輩のラスボスも真弘先輩と同じくニールですが、もう少し踏み込んだ感じのお話でした。

真弘&祐一の先輩ペアはとても仲良し男子です。ボケとツッコミ、特攻隊長とフォロー。
真弘先輩と珠紀がキャッキャとじゃれあうような会話をした後、祐一先輩と珠紀が二人きりになった時、祐一先輩が「仲がいいな」って微笑ましいもの見たって感じで言います。ちちち、違います祐一先輩が好きなのにぃ誤解されたかしら(笑)。

典薬寮の裏切りにあい、真弘・祐一・アリアの4人で逃げますが捕まってしまい、真弘先輩をかばった珠紀がケガしてしまいます。すると祐一先輩の気が真っ赤に‥、様子がおかしいです。穏やかな祐一先輩がブチキレて薬師衆を殺しちゃって皆びっくり。

その後、落ち着くも戦闘になるたび、何か別人格が現れる祐一先輩。

陰の世界で、珠紀が村人たちに銃で狙われた時も「いつまでも愚かな人間共」と即ブチキレです。先輩の恐ろしい様子に怯えて発砲する村人。珠紀はなんとか祐一先輩の人格を浮上させて逃げます。先輩が、「誰も知らない廃屋」に連れて行ってくれました。祐一先輩が小さい時によく逃げてきてた場所だそうです。祐一先輩は小さい頃から妖の力が強く出てて村人から恐れられてたそうで、だから小さい祐一先輩も人を恐れてて友達も誰も味方もいなくて、よく一人でこの廃屋に逃げてきてたんですって　そこに小さな珠紀が迷い込んできて祐一先輩の事「怖くない」と言い、「一人じゃないよ、友達になろう」って手を差し出してくれたんだって。祐一先輩、とっても嬉しくて、珠紀とお別れの夜に一緒に花火をしたのを心の支えに、またいつか会えたときこの子に恥ずかしくないように人と交流していこうって決意したそうです。だから先輩は珠紀を守るのです。
‥、先輩、小さいときから美しい子だったんでしょうね。小さな銀髪頭をよしよしモフモフしたいものです。
 
先輩の別人格は、1000年前の妖狐ゲントウカだと先輩は知ってました。先輩の守護者の力が典薬寮に抑えられてるせいで、玉依姫を守るためにゲントウカの力が浮上してきてるらしいです。そして抑えられないところまで来ています。
先輩の命を削るゲントウカの力を使わせないため、珠紀が一人でニールの元へ行く途中、村人に襲撃され撃たれます。先輩は心配で付いてきてくれてて、もう‥すでにゲントウカ状態！！　
村人に襲い掛かりますが、珠紀が命がけで止めます。これで誰か殺してたら‥元に戻った時の先輩の苦悩を思えば止めて良かったです
でもその時、先輩の前に出たもんだから珠紀は先輩にケガさせられちゃって‥。唖然とする先輩。

珠紀が水車小屋で目覚めると、ケガの処置はしてあったけど先輩がいません。おーちゃんに聞いたら「ゆーいちがやってくれた」って。先輩は廃屋にいると確信した珠紀はおーちゃんと一緒に向かいます。そこには大きな真っ白いモフモフの狐さんが！！すぐにも抱きつきたかったけど「来るな」って怖い声で言われまして‥。先輩は理性を保てずまた珠紀を傷つけるかもと怯えてました。先輩は一人じゃないです、珠紀がいます！先輩が心の凍結を解除してくれてよかったです。思う存分抱きついてモフモフしました。そしてモフモフに包まれて寝ました、超しあわせ‥。

悲恋ルートでは、ニールが強すぎてゲントウカの力でなんとか勝ちます。この時ニールに「解放してくれるのはお前か　狐邑祐一　すまない」って言われて‥ますます核心に近づいてるなと複雑でした。
先輩は死ぬ気です。「今この瞬間‥彼女を守る間だけ、生きていられればいい」なんて言うんです‥。ヤバイヤバイ‥、先輩立ってるけど‥もう‥　ゲントウカの力が消えたら先輩は死んでしまいます。残り少ない時間で先輩は「愛していた」って‥、そして珠紀に感謝を伝えて‥逝ってしまいました‥いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
エピローグはこの戦いから数日後です。廃屋でアリアに祐一先輩の思い出を語ります‥。「優しい男であったな」ってアリアのセリフで涙腺崩壊です。珠紀も「先輩‥死んじゃった‥」って‥。アリアがすごいいい事言って慰めてくれるんです、さすが聖女です。
それにしても、数日後のエピソードはきつすぎです。

ハッピーエンドルートでは、無事、美しい先輩がますます美しくモフモフと守護者に覚醒。まだ力が足りず、珠紀から霊力をもらいます。強引に引き寄せられて‥、玉依姫が守護者に力を与える時のアレですよ、アレ。メロメロです‥、先輩、好き。
ニールは死ぬ時「うらやましかったのかも」と言ってました‥。確かにニールは珠紀に固執してたかも‥。
エピローグはもちろん、みんなで花火！珠紀と手を繋いで花火を見上げる祐一先輩がかわいい！そしてやっぱり美しい。
先輩は本当に幸せで、みんなのいる前で珠紀を抱きしめます。相変わらずの祐一クオリティです。守護者のみんなが大騒ぎしてて恥ずかしがる珠紀に「構わない」って祐一先輩。祐一先輩が幸せでよかったです。
早く「明日への扉」やりたいです。

祐一先輩大好き！！　

そういえば、真弘先輩は後輩が心配で大学を辞退してまで村に残りましたが、祐一先輩は典薬寮の動向をさぐるため典薬寮管理の大学へ進んだのでした。鬼斬丸を完全封印した玉依姫と守護者の力が外に向かないよう警戒してるから‥。この先輩'sはステキです。

ここまでくるとゲントウカが気になります。1000年経っても姫守るってどんな人なの？いや、どんなカミなの？か。